節分にいわし(鰯)? 歴史から紐解くその関係とは?

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スーパーに行って大豆が山と積まれていると、「もうすぐ節分の時期か」と季節の移り変わりを感じますよね。しかし鮮魚コーナーに大量に並んだいわしと、「節分にはいわしを食べましょう」の文字を見て、「なぜ節分にいわしなの?」と疑問を覚えたことはありませんか?

鬼が苦手なのは豆だけではなかったのでしょうか。気になったので、調べてみました。その他、知っているとついつい人に話したくなる節分の豆知識についてご紹介します。


1.節分にいわし(鰯)? その歴史を紐解いてみます!


いわしは漢字を見ればお分かりかと思いますが、さかなへんに「弱い」と書いていわしと読むほど「弱い」魚です。漁で獲れたいわしは傷みやすく、昔は生のまま輸送するには向いていなかったためにこんな漢字になったとか。

そんなに弱いいわしが、鬼に勝てるのか。実は鬼はいわしの臭いと焼くときに出る煙が苦手なんです。臭いと煙が身につくと、力が弱まってしまうという考えがあります。そこでいわしは魔除けの効果があると考えられるようになり、節分にはいわしを焼いて食べるようになったというわけです。

またどうして節分に魔除け効果のある食べ物を食べるようになったかというと、旧暦では節分は冬の最後の季節と考えられていたからです。新しい年を迎えるにあたって魔除けを行い、次の年を健康に過ごそうという祈りがあったのですね。


2.節分にいわし(鰯)? 明日にでも話したくなる豆知識


ところで「いわしを節分に食べる習慣」ですが、実は地域によっては別の食べ物を食べる習慣があるんだとか。関東地方ではけんちん汁を、四国地方ではこんにゃくを食べる習慣があります。けんちん汁にもこんにゃくは欠かせない食材ですから、こんにゃくはいわしに並ぶ節分の看板食材ということになります。
なぜこんにゃくを食べる習慣があるのかというと、こんにゃくは体内をキレイに整えてくれる作用があるからです。昔の人は体験的に、食べ物が身体に及ぼす影響を知っていたんですね。


3.節分にいわし(鰯)? 他にもある!意外なモノとは?


節分に食べるものと言えば真っ先に思い浮かぶのは節分豆、そしてコンビニやスーパーでさかんに売られている恵方巻き、さきほどご紹介したいわしです。
しかし他にも以外に知られていない節分に食べると縁起の良い食べ物がありますのでご紹介しておきます。

【福茶】
湯飲み茶碗の中に節分豆数粒、梅干し、塩昆布を入れてお湯を注いだ飲み物です。なぜ福茶と呼ぶのかというと、節分豆の他に「よろこぶ=昆布」と松竹梅の一つである「梅」が入っているので縁起が良い飲み物だからです。年の数だけ節分豆を食べるのが苦手な人はこうして口にするとなんとかなりそうですね。

【節分蕎麦】
節分に蕎麦を食べる風習なんて初耳だと思った方もいらっしゃるでしょうが、実は明治時代半ばまでは大晦日よりも節分に蕎麦を食べる風習があったのです。暦が昔と現代では異なるために、かつては節分こそが年越しの時期だったことが理由です。


4.まとめ


節分に食べるいわしは、その臭いや焼くときの煙に魔除け効果があると考えられています。また節分は旧暦では冬の最後の日に当たり、次にやってくる「立春」は旧暦における新年となります。新しい年を迎えるに当たり、健康を祈願して魔除けを行う風習が現代にまで続いていることになります。

また、いわしを食べる習慣は地域ごとにちがいがあります。けんちん汁やこんにゃくを食べる地方もあります。またいわし以外にも福茶や節分蕎麦という風習もあります。

いわしやこんにゃく、蕎麦を食べるときの話のネタに活用下さい。

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