失業保険の会社都合とは? 金額や期間にどう影響するの?

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日本独自の雇用形態である「終身雇用制度」が崩壊しつつある昨今。いつ何時、どんな理由で職を失うか分かりません。そんなときに頼りになるのが失業保険です。しかし、知識のないままだといざという時に失業保険制度をフルに活用するのは難しいです。

そこで今回は気になる失業保険の、会社都合退職に関するケースについて調べてみました。退職理由で失業保険の金額や期間が変わるって本当でしょうか。もしもの際に備えてご覧下さい。


1.失業保険の基礎知識とポイントまとめ


失業保険とは、会社を退職して次の職業に就くまでの間、未就労期間がある場合に支給される手当金です。申請はハローワークで行いますが、申請すれば誰で受給できるわけではありません。条件があります。

①離職日以前の1年間に、雇用保険を支払った期間が6ヶ月以上ある
②働く意志と能力が本人にある
③積極的に求職活動(ハローワークに出かけたり、インターネットを活用した求職活動など)を行っている

以上の3つ全てに当てはまる人だけに受給資格があります。学校で勉強しなおすために仕事を辞めた人、怪我や病気ですぐには働けない状態の人、次の就職先が決まっているけれども出社日まで離職日が空いている人、家族の介護のためにしばらく働けない人は受け取れません。


2.失業保険の会社都合とは? 金額や期間にどう影響するの?


退職する理由は人により様々ですが、大きく二つに分類することができます。「自己都合退職」か「会社都合退職」です。退職理由によって失業保険の金額と期間は変動します。
会社都合による退職は「リストラ、解雇、倒産、求人内容と実働条件が違う」などが挙げられ、「特定受給資格者」と見なされます。特定受給資格者は退職する日にちを自分で決められる自己都合退職者と異なり、突然職を失います。再就職の準備無しに失職するわけです。そのため受給できる期間が長めに設定されています。
そして特定受給資格者が失業保険を受けられる具体的な期間は、雇用保険に加入していた期間と離職時の年齢によって決まります。最短90日、最大で330日となります。支給額も自己都合退職では最大110万円ですが、特定受給資格者は最大で260万円となっています。


3.失業保険の会社都合とは? 派遣の場合は?


一方派遣業の場合はどうなっているのでしょうか。正社員と違ってもらえないと思い込んでいませんか?派遣社員の場合でも、条件を満たしていると失業保険を受給できます。派遣社員だけではなく、パートやアルバイトでも同じです。
まず派遣社員が失業保険を受給できる条件とは以下の通りです。

①一週間の所定労働時間が20時間以上
②1年以上引き続き雇用される見込みがある
③離職日以前の1年間に、雇用保険を支払った期間が6ヶ月以上ある
④本人に就職する意思と能力がある

パートやアルバイトはまた別に細かい規定があります。
また特定受給資格者の対象になる場合もあります。派遣社員の場合、以下のケースが会社都合に該当します。
・契約期間の途中で会社から解職を告げられた
・契約期間満了による離職、ただし契約更新を過去2回以上受け3年以上の勤務実績がある


4.まとめ


失業保険は、退職した理由により受給できる金額と期間が変わります。退職理由は大きく自己都合退職と会社都合退職に分けられますが、会社都合退職は「特定受給資格者」とみなされ年齢と勤務年数に応じた受給金額と期間を得ることができます。自己都合退職ですと最大でも150日、最短で90日なので、もしも会社都合退職なのに自己都合退職になってしまっている方はハローワークで訂正できないか相談しましょう。ハローワークが認定すると、退職理由を自己都合退職から会社都合退職に変えることができます。

条件は細かいですが、派遣社員さんでも雇用保険の恩恵は受けられますので心配な方は被保険期間を確認してみて下さい。

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