鏡餅の飾り方 意味と由来から食べ方までご紹介!

スポンサードリンク


毎年必ず飾る鏡餅は、「飾らなければいけない」という考えで飾っている方も多いのではないでしょうか。なんとなく行っている風習も、意義を見直せば見方も変わるはずです。雑学の1つにもなり、年末年始の話題作りにも役立ちます。ぜひ鏡餅の基礎知識を覚えて、有意義なお正月にしてください。


1.まずは知っておきたい鏡餅の意味と由来


日本では古来より、新年になると神様が舞い降りてくるという言い伝えがあります。神様をお迎えする準備として、日本人の宝物である「三種の神器」の1つである鏡に見立てて模ったお餅を備えていました。神様にお供えしてから頂く尊いお餅(鏡餅)を食べる事によって、祝福や恩恵を受けられると考えられていたようです。鏡餅は平安時代には存在し、「源氏物語」の一節に「歯固めの祝ひして、餅鏡をさへ取り寄せて」とあります。現代の形になったのは、床の間が作られるようになった室町時代とされています。


2.鏡餅の飾り方に関する基礎知識


鏡餅は、床の間に大きなものを1つ、各部屋に小さなものを1つずつと言われています。鏡餅に飾るものを下から順番にご紹介します。
・三方・・・鏡餅の台座を指し、尊い相手に物を差し出すときに直接触らないようにすることが礼儀とされていました。
・四方紅・・・四方が紅い色紙を指し、天地四方へ拝み、1年の繁栄と災いから守っていただくことを祈願しています、
・裏白・・・葉の表が緑で裏が白い植物を指し、古い葉と一緒に新しい葉も伸びてくるので、久しく栄えわたるという意味が込められています
・お餅・・・丸い2段のお餅を指し、2つ重ねることで月と太陽を意味し、円満に年を重ねていきたいと願いが込められています。
・御弊・・・2本の紙垂を指し、紅には魔よけの効果があるとされ、4方向に手を大きく広げて繁栄するようにと願いがこめられています
・橙・・・大きく実が実っても木から落ちないで、代々(だいだい)家が栄えるようにと願いが込められています


3.鏡餅 いつから飾る?


鏡餅を飾るのに最適なのは12月28日です。この日は、「八」という数字が末広がりで縁起がよいとされていためです。反対に、避けるべき日は12月29日と12月31日です。29日は「九」という字は「苦」に例えられ、古くから縁起の悪い数字と言われているためです。また、31日は、神様をお迎えするのが新年の初日の出の頃を言われており、神様をお迎えするまでに飾る時間が短すぎることから「誠意に欠ける」と言われているためです。近年では、仕事納めが28日の職場も多く、仕事を納めた後の30日に飾る家庭も多いようです。また、地域によっては、大安の日を選んで飾る地域もあります。

4.鏡餅 いつまで飾る?
年末にお供えした鏡餅は、1月11日に下げるのがよいとされています。これは、ゾロ目で縁起がよいためです。一般的に、この日を「鏡開き」と言い、家族全員で下げた鏡餅を食べる習慣があります。しかし、関西では、1月15日を鏡開きとする地域もあるようです。それは、昔の鏡開きが1月20日であった時代、徳川家光の月命日が20日となりました。そこで、徳川幕府にて鏡開きを1月11日に行うと定め、全国へ通達しました。この通達が関西地域へは伝わらず、1月15日に鏡開きを行っているそうです。


5.鏡餅 どう食べるのが良い?


鏡開きは、神様に供えた食べ物には力が備わっていると考えられ、神様や仏様に感謝しながら食べることによって、無病息災を祈願しています。鏡餅を包丁で切ることは、切腹を連想するためタブーとされています。一般的に、鏡餅は木槌で割りましょう。ですが、昨今、スーパーなどで販売されている鏡餅は、個包装になっている商品が多数あるため、鏡餅を割ることはなくなってきています。鏡餅は、1年間を無事に過ごせた事を神様に感謝しつつ、翌年も家族が健康で幸せである事を祈りながらお汁粉もしくはお雑煮にして食べましょう。


6.まとめ


毎年なにげなく飾っていた鏡餅も、飾り1つ1つに願いが込められていることを知ることで、さらに意味深いものになったと思います。近年の住宅事情や家庭環境により、鏡餅を飾る日数が少ない場合や、餅の上に干支を飾るなどまちまちではありますが、今回のご紹介で最も大切なのは、家族が一丸となって鏡餅を飾り、最後に鏡開きを行うことです。ぜひ、ご家族揃って感がる機会にしてみてください。

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ