ロケットストーブを自作しよう! 簡単・安全な方法はコレ!

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ロケットストーブは、1980年代にアメリカで考案されたDIYでもできる暖房・調理機能を兼ね備えた器具です。簡単な構造にも関わらず、薪ストーブに比べて薪の量が半分以下で済み、燃焼効率がよいためエコストーブとも呼ばれています。また、くべる薪が完全燃焼に近いほどの高温で燃えるため煙がほとんど発生せず、熱の回収が格段によいので、排出される煙の温度が低く、安全性が高いです。この冬に向けてぜひ自作してみましょう。


1.ロケットストーブ自作の方法 原理と構造を解説!


効率よく薪を燃やすため、その仕組みを理解しておきましょう。ロケットストーブは、大きく分けて3つのパーツから出来ています。1つ目は「バーントンネル(燃焼室)」です。燃焼室へ薪と火を入れます。すると、燃焼室内の温度が上がり、最後に到達する煙突部まで長時間の高温状態を保つことができます。2つ目は、「ヒートライザー部」です。垂直に立てられたヒートライザー部は、二重の筒構造になっています。内側の筒の中で、薪から出る可燃性ガスを再燃焼し、高温の激しい気流を生みます。この激しい気流の力で薪が燃えて発生した煙を吸引してくれると同時に、内筒~外筒まで高温の対流が発生します。この対流がストーブの熱となります。3つ目は「煙突部」です。ヒートライザー部で吸引した煙は煙突部へ流れていきます。この際、高温の空気はヒートライザー部で対流しているので、煙突部では適温が保てるほどの空気が流れ込み、安全性が高くなっています。


2.ロケットストーブを自作しよう! 簡単・安全な方法をご紹介


ロケットストーブは、DIYで作ることができます。中でも、分解・持ち歩きができ、約1日で出来てしまう方法をご紹介します。材料は、・蓋付ペール缶2本・煙突用ステンレス製筒:エビ曲2本、45cm直筒1本、T字曲1本(全てφ106サイズ)・パーライト(保温材)・薄い鉄板・ボルトナットです。事前準備として、使う缶のフィルムやオイル分など、ストーブとして使用したときに熱で溶けて臭いが発生しないように取り去っておくことをおすすめします。

作り方
①1つのペール缶底を切ります。
②もう1つのペールの蓋の板を外すように、縁の部分を広げます。
③①のペールと②のペール蓋を接合します。
スクリュービスで仮止めしてボルトナットで固定します。
④下に使う缶の側面に、煙突の径サイズの穴を内側に折り畳むように開けます。高さは、燃焼側をやや低くしてください。
⑤鉄板を使って、φ106サイズの直筒を囲う大きめサイズの円筒を作ります。
⑥排気側の煙突と、燃焼側の煙突を本体に取り付けます。燃焼側の煙突は、T字を外側に出し、本体の内側にエビ曲を組んでおきます。
⑦加工済の円筒と下に使う本体の間に、排気側に挿すエビ曲のスペースが残る程度の隙間を作った状態で、円筒と下に使う本体をボルトナットで止めます。
⑧燃焼側の煙突に直筒を組みます。
⑨煙突と円筒の隙間にパーライトを詰めていきます。
⑨上の缶をかぶせれば出来上がりです。


3.ロケットストーブ自作と使い方 豆知識


ロケットストーブを作る工程で、排気の煙突の外側部分に直筒を追加して伸ばします。その周りにレンガを積んでいくと暖かいベンチにすることができます。ロケットストーブが持つ、煙突部は適温が保てるという特性を活かした方法です。煙突部がインテリア面でも邪魔にならないため、アメリカでロケットストーブを使う住宅ではポピュラーな方法です。


4.まとめ


今回は、持ち歩きもできるエコ暖房ロケットストーブをご紹介しました。用具・材料を揃えれば1日程で出来てしまうので、とても簡単な上に燃料も少なく、分解ができるのでメンテナンスも楽に行うことができます。これから寒くなる季節を迎えるにあたり、寒さしのぎに、震災対策にと一家に一台作ってみてはいかがでしょうか。

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