年末の大掃除、英語で言えますか? 海外での大掃除事情

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年末になると、大掃除のことが気になって
困ってしまう人もいらっしゃるかもしれませんね。
海外には同じような風習はあるんでしょうか?

日本だけの風習なのでしょうか。
海外での事情についてご紹介します。


年末の大掃除 そもそもなぜやるの?


さて、年の瀬は何かと忙しい時期ですね。
なぜこの頃に大掃除をする習慣があるのでしょうか?

それは「年神様をお迎えするため」なんです。

毎年お正月には、家々それぞれに
年神様という神様がやってくると信じられていました。

その年神様をお迎えするにあたって、
住まいをきれいにし、ご馳走(おせち料理)を用意し、
注連飾りなどを飾ってお迎えするのです。

かつては一家の長が一人蔵に籠もり、
そこで家族や一族の新年の無事と一家繁栄を願った地域もありました。

今でこそそうした風習は廃れてしまいましたが、
年越し蕎麦などいくつかの風習にその名残が残っています。

今では「年神様」といってもピンとこないかもしれませんが、
日本人にとって「お正月」が
とても大切なときという意識はまだ根強く、
「新年をきれいに迎えるため」というと
うんうんと頷けてしまうのではないでしょうか。

また年神様は「ご先祖様」とも考えられており、
帰ってきたご先祖様をお迎えするために家の中を綺麗に片付けるという意味合いもありました。

これは現代でも同じですよね!

進学や就職で遠く離れてしまった家族がお正月に帰省する際は、
どこの家も張りきって大掃除をするかと思います。

やはり、離れていても家族という瞬間を、
掃除の間にも感じる貴重な時間ではないでしょうか。


年末の大掃除 海外にも同様の風習が?


大掃除が日本の信仰とむすびついているとなると、
海外で同じような大掃除の習慣はあるのでしょうか?

実は、冬はあまり掃除には向かない時期なのです。

気温が低いですから水は冷たく、乾きにくいです。
(雑巾がけを思うだけで気が滅入ってきますね)
風も強いのでほこりは掃いたそばから舞います。

年末と言っても冬の盛りですから、
暖房器具を出して、よけて大掃除して、
また元に戻さなければなりません。

合理性だけを重んじるなら、年末に
大掃除をする必要はあまりなさそうです。

しかし海外にだって大掃除の習慣が
全くないわけではありません。

例えば欧米などでは「スプリング・クリーニング」といって
春先に大掃除をする習慣があります。

かつて欧米の家々での暖房器具といえば、すなわち暖炉でした。
時折はぜる火の音を聞きながら暖を取ったのです。

しかし薪を燃やせばすすと煙が出ます。

すすと煙を一冬吐き出し続けた煙突は
掃除しなければ使い物になりません。

これを掃除するのが、暖炉のシーズンが終わった春なのです。
その煙突掃除に合わせて、一気に家中を掃除してしまうのが
「スプリング・クリーニング」なのですね。

なお、アメリカでは家族が一同に集まるのはやはり「クリスマス」ということになります。

この際も一応家庭内の掃除はするようですが、
日本ほど本格的な掃除はしないのが実情だとか。

「家族はお客様ではない」という海外ならではの家族間も影響しているようです。

またお隣の国、中国では、お正月ではなく
「春節」という2月の祝祭シーズン前に大掃除を行うようです。

とはいえ、春節は他にも飾り物や衣装の準備があるので、
やはり日本ほどには気合いを入れて掃除をしないんだとか。


逆に日本から見ても「ここまではしない」という
大掃除の習慣がある国があります。

それはアフリカのルワンダ共和国です。

毎月月末の土曜日にはUmugandaと呼ばれる大掃除が敢行されます。

国民全員が参加しなければならず、
よってお店は掃除が終わるまで営業も出来ないんだとか。

家庭内の掃除というよりは、
住んでいるコミュニティの草むしりなど、
日本で言うところの町内会の勤労奉仕の日に近いようです。

実際、掃除の後はコミュニティでの会議が行われることも多く、
共同の水場の使用ルールについての説明などがあるんだとか。

参加しない人は召集命令も出るそうなのでかなり本格的ですね。


年末の大掃除 英語で言うとこうなります!


暖炉になじみがない日本人にとっては
「スプリング・クリーニング」といっても
なかなかピンとこないように、
日本人の年神信仰になじみがない英語圏の人たちも
「年末の大掃除」と言ってもピンとこないのでしょう。

Google 翻訳に「年末の大掃除」と聞いてみても
「Housecleaning of the end of the year」
としか答えてくれません。

直訳すると「一年の終わりにする掃除」ですね。
それはそうだけど、なんか「大掃除」って感じが
いまひとつ出ていないような気も……。


大掃除に関する単語集


大掃除にまつわる単語を、片っ端から辞書で調べてみましたよ。

ほうき「Broom」
ちりとり「Dustpan」
はたき「Duster」
ぞうきん「Dust cloth」
掃除機「Vacuum cleaner」
洗剤「Detergent」
汚れ「Dirt」
ちり・ほこり「Dust」

こうしてみると「英単語そのもの」という
単語は少ないんですね。


まとめ


年末の大掃除はどうも日本に特有のものみたいですね。
ちょっと面倒に感じることもありますが、
精一杯がんばって、気持ちよく来年を迎えましょう!

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