血液検査でCRPが異常値に!? 気になる身体への影響って?

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有名人が病歴を告白する度に全国の病院で同様の症状に関するお悩み相談が急増するそうですが、そうでなくとも年に一度は受診しておきたい健康診断。とはいえ、各数値項目については正直、素人には何を意味しているのかさっぱり分かりません。お医者さんにも何を質問すれば良いのかよく分からない状態。そんな方、いませんか?しかしそれでは折角受けた健康診断、もったいない!今回は血液検査でよく見る項目、CRPについてご説明します。


1.血液検査のCRPって何の略? その意味は?


CRPとはC反応性蛋白とも呼ばれる値です。その名の通り、肺炎患者から最初に発見されました。肺炎球菌が持っているC多糖体に反応して結合する蛋白質(たんぱくしつ)が見つかったのです。CRPは、体に炎症ができたり細胞が壊死、もしくは組織が破壊されると血液中に増加します。炎症が起きた場合は24時間以内に急増し、その後2~3日で減少しますので早期診断に役立ちます。基本的にはCRPの増減のみで疾患の判断を下すよりは、他の検査と組み合わせて判断することが多いです。病気の重症度や治療の経過などを判定することが出来ます。


2.血液検査でCRPが異常値に!? 身体への影響って?


炎症が起きると増加する値になりますので、ちょっとした炎症や風邪などの比較的軽度の感染症でも値は増加します。正常値よりも上昇したからと言って、即なにかの大病!?と不安にならなくても大丈夫です。しかしあまりにも異常な上昇を見せた場合は細密検査が必要です。

まず軽度の場合、0.04~1mg/dlの値が出ます。この時、ウイルス感染、真菌感染、歯周炎、脳梗塞などの疑いがあります。中等度の場合、1~10mg/dlの値が出ます。外傷を負った場合や術後の他、関節リウマチ、リウマチ熱、悪性腫瘍、クローン病、潰瘍性大腸炎、心不全、免疫不全症(活動期)、脳梗塞、血管炎、細菌感染症などが挙げられます。10mg/dl以上になると異常上昇に区分され、重症感染症(敗血症など)、血液系悪性腫瘍(白血病など)などの疑いがあります。


3.血液検査でCRPが異常値だったら、どうすると良いの?


CRPに異常値が出るということは、体のどこかで炎症か細胞の壊死が起きている証拠です。即、細密検査を受けることになります。その後は受けた検査結果に従い、主治医と今後の方針を決めることになります。疑問点はよくよく確認することにしましょう。

とはいえ、「特に異常はありませんでした。」「しばらく様子を見ましょう。」と言われた場合はどうすればいいのでしょうか。異常上昇ではない軽度上昇の場合、経過を見ることが多いです。CRO値が1.0~2.0の間ですと自覚症状は殆どないです。体のどこが、どのように悪いのかはっきり分からない場合は治療できません。また炎症に反応して異常値が出ますので、もし風邪などが原因の場合は様子見することで自然と治ることもあります。とはいえ、体のどこかで炎症が起きているのは間違いないので、心配な場合は別の病院で再検査してみてもいいでしょう。値がだんだん減少していけば一安心です。


4.まとめ


基準値ではない値が出ると不安になりますが、CRPは一つの指標であり、これ単体で何かの病気を特定することは出来ません。自覚症状が出ていなければ尚更です。また、異常値が出るということは、体の炎症や感染症に対する機能がうまく機能している証拠。異常値が出たらまずは精密検査の結果を待ち、今後について主治医と相談しましょう。早期発見が病気治療には最も重要なポイントですので、数値で異常が分かるCRP値は便利な項目です。しっかり意味を理解して、健康診断にいどみましょう。

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