夏日と真夏日の違いって何?お天気用語を分かりやすく解説します

スポンサードリンク


気のせいかも知れませんが「今年の夏は例年以上の暑さです」と毎年テレビで言っている気がします。それに加え「明日は真夏日になるでしょう」とも聞きますが、一体どんな状態を表現しているのか、はっきりと説明できますか?暑さに何か違いは存在するのでしょうか。

「なんとなく暑いんだろう」という想像はつきますが、具体的な気温についてはよく分からない方のために、知っておくと対策に役立つ夏に関わるお天気用語を解説します。
これで熱帯夜も冷夏も備えはばっちりです。


1.気温と夏に関する用語の関係性とは


まず気温は1日の中で上下するものです。朝方寒いと思っていたのに、昼間にはとんでもなく暑く感じることもありますよね。天気予報で夏日や真夏日を示す場合、それは「1日(0時~24時)の最高気温」を指します。そして「夏日」とは、1日の最高気温が25度以上になる日を指すのです。そのうち1日の最高気温が30度を超す日を「真夏日」と言います。
ところが最近ではもっと暑い日が登場したために「猛暑日」が設定されました。猛暑日は35度以上を指します。猛暑日を気象庁が明確な定義づけを行ったのが2007年と最近の話であることからも分かるように、「真夏日連続記録」が更新傾向にあるのは大きな気候変動の証とも言えます。

また猛暑日になると熱中症患者が増える傾向にあるため、予報で「明日は猛暑日が予想されます」というアナウンスがあった場合にはしっかり水分補給や塩分補給を忘れないように心がけましょう。


2.熱帯夜ってどんな意味?


「熱帯夜」とは暑くて寝苦しい夜を示す慣用句の代表ですが、気象用語のひとつでもあります。気象庁が定める熱帯夜の基準は「1日のうち最低気温が25度以上の日」となっています。夜だけがとくべつ暑かった日、という意味で使用される慣用句の意味とは若干気象用語は意味合いが違います。しかし太陽が沈むと気温は自然と下がるはずなのに、それでも夜になってもまだ25度以上はあるということですから、うんざりするほど暑いのは確かです。

また25度とは言わないまでも最低気温が20度以上である夜のことを「真夏夜」と呼びますが、最近ではさほど珍しくないためあまり表現としては使用されません。


3.冷夏ってどんな温度?


暑い話ばかりしてまいりましたが、例外は何事にもつきものです。逆に夏らしくない気候が続いた夏を「冷夏」とも呼びますが、何を定義として冷夏と表現するのでしょうか。
気象庁は冷夏を「平年と比較して気温が低い夏(6~8月)」と定義しています。平年とは、気象庁が過去30年間に収拾した気象データの平均を指します。この平均データと比較して「高い」「平年並み」「低い」の三段階評価を行い、「低い」という評価が出た夏を「冷夏」と呼びます。

なぜ冷夏になるのかというと、日本を取り巻く気圧配置が主な原因です。太陽活動とはあまり関係がありません。日本では梅雨が過ぎ去ると夏本番という暑さがやって来ますが、これは梅雨前線が太平洋高気圧によって押し出されてしまうせいです。つまり太平洋気圧の勢力が弱いと梅雨前線がなかなか退いてくれず、冷夏になりやすくなります。


4.まとめ


日本には四季の移ろいがあり、太陽の高度や気温により季節の変化は明確に区分されています。温度と気象用語を知っておくと、なんとなく眺めている天気予報の示す情報がよりクリアになり、様々な対策ができるようになります。

夏日は25度以上、真夏日は30度以上、猛暑日は35℃以上の1日の最高気温を示す日を指します。また熱帯夜は最低気温が25度より下に下がらない夜を指します。冷夏は平年に比べて気温が低い夏です。
猛暑日や熱帯夜は体調を崩しやすい危険な日ですので、しっかり水分補給や空調管理を行い、暑い夏を乗り切れるようにしましょう。

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ